2006年05月08日

ゲド戦記〜物語の力〜


ゴールデン・ウィークはいつになく充実しておりました。
普段は、3日も休むと飽きてきて
「会社に行ってる方が暇しなくていいかも…」などと
奇特なことを考えたりするところですが、
今回は半分外出・半分自宅で本の整理…とメリハリあり。

生粋の活字中毒のため、自宅にいる間は本を整理するたびに
思わず中身を読んでしまい、そのたびに作業中断。
結局丸2日間かかりました。その間、生活時間は狂いまくり。
明け方の4時に寝て夕方の6時に起きちゃったり
…ほぼゾンビ状態です。

閑話休題。
それくらい本の魔力が凄いということが言いたかった!
小学生の頃は、ホームズやルパン、江戸川乱歩、ジュブナイル本や
冒険・ファンタジー・SF、神話・民話・絵本にいたるまで、
学校の図書館に入り浸って読んでいました。

その頃の私が飛びつきそうな映画が今夏封切られます。
スタジオジブリ の「ゲド戦記」です。
約3分間もの予告編を視聴できます。


 クリックするとフル視聴できます 『ゲド戦記』 公式サイト
 
 ※画面中央下の「Menu」より、
   「予告編」をクリックしてご覧ください。


予告編だけでも絵の美しさに感心してしまう。
満点の空と真っ黒な塔のシルエット、小雨が降りる薄曇りの森、
月明かりに照らされる草原など…
2次元の絵なのになんてリアルなんだろう。

あの宮崎駿さんの息子、宮崎吾朗さんが初監督をされたのですが、
その 監督日誌 の「第四十七回 写実を超えたリアル」の中で、
"絵ならではの豊かさを表現する"ことにこだわった経緯などが
記されています。
このブログ、大変こまめに更新されていて内容も濃い!
表現することに関して、また父・駿さんと同業に就くことへの想いなど
とても素直に率直に語っています。大変読みがいがありました。

また、挿入歌の「テルーの唄」がいいですね。
前述の予告編でも流れていますけど、物語のキーとなるらしいです。
遠い日のわらべうたみたいで沁みるなあ…と思ったら、
歌詞は 萩原朔太郎 さんからインスパイアされてたんですね。
作曲はあの 谷山浩子 さん。「ねこの森には帰れない」がなつかしい!
オールナイト・ニッポン第2部がなつかしい!


世界三大ファンタジー
指輪物語」「ナルニア国物語」「ゲド戦記」が、
これですべて映画化されたことになりましたね。

これらのファンタジー小説がなければ、
いわゆるロールプレイングゲーム(ドラクエ・FFなど)も
存在しなかったかもしれませんよ。
ゲーマーのみなさんは感謝必須!

また、児童文学として高い評価がありますが、
心理学や哲学とも取れるその深い内容には、
大人をも唸らせるものがあります。

今回はハリウッド映画ではなく、アニメーション製作なわけです。
他の実写化に比べて軽く見られるかな?…それはもったいない!

SFXなどをふんだんに使い、現実に再現するのももちろん面白いのですが、
2次元の"絵"だけで、どれだけの感覚的リアルを呼び覚ますのか、
そして受け継がれてきた"物語の力"をどれだけ表現できるのか。

…夏が大変楽しみになってまいりました♪


 P.S. ひさびさの更新で文章ボリュームが…乱筆すいません。 orz


posted by border at 23:05 | Comment(6) | TrackBack(1) | Movie/Drama

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